がん以外の病気の治療のために服用した薬ががんの原因になることはあるのでしょうか。がんの症状・お悩み相談。

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がん以外の病気の治療のために服用した薬ががんの原因になることはあるのでしょうか

がん以外の病気を治療するために薬を服用した際、その薬の副作用がきっかけでがんになることもあります。

私たちに処方される身近な薬が、胃に炎症を起こす可能性があることをご存知でしょうか。

例えば、鎮痛剤のロキソニンや解熱鎮痛剤のアスピリン。これらは発熱や頭痛、腰痛、神経痛、歯痛などの症状に対して、広く処方されている薬です。

ところが、このロキソニンやアスピリンは胃潰瘍を引き起こす可能性がある薬で、胃粘膜が萎縮している高齢者が服用すると、胃の炎症を始めとした何らかの副作用が現れることもあります。例えば、黒い便(血液の交じった便)が出たり、貧血になったりするなど、消化器の出血に関わる症状が多いですね。

そうした症状のある方に何を飲んでいたのか聞くと、ロキソニンやアスピリンと回答します。これらは痛み止めの薬ですから、胃潰瘍が起こっていても痛みに気づかず、受診が遅れていつの間にかがんに進展するくらい悪化していた...ということもあり得ます。

また、ロキソニンは免疫の働きを抑制する薬でもあります。人は熱が出るとサイトカインという刺激物質が分泌され、体内の免疫が働いている状態になりますが、熱を下げるという行為はつまり、免疫の働きを抑制してしまうことになるのです。

免疫はがんと大いに関係がありますから、免疫の働きを抑制することは、がんを引き起こす一因となっているともいえるでしょう。

日本は世界的に類を見ないほど、治療に薬を使う国です。しかし、病気を治すつもりで使った薬で体を壊していまい、がんに進展する危険も持ち合わせています。近頃は処方する薬の詳細を伝えてくれる医師も増えましたが、服用する際は自分でもしっかりと調べることが大切です。

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