がんの中にも、より悪性度が高い危険なタイプのがんがあるといいますが、どういうことなのでしょうか。がんの症状・お悩み相談。

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がんの中にも、より悪性度が高い危険なタイプのがんがあるといいますが、どういうことなのでしょうか

再発・転移しやすいタイプのがん

一言でいうと、がんには再発・転移を繰り返すものと、そうでないものがあります。そして、再発・転移しやすい傾向をもつのが、悪性度の高いがんです。がんの核になる細胞を「がん幹細胞」といいますが、腫瘍(がん組織)を手術で取ったとき、がん幹細胞が取りきれていれば、がんは治ります。一方、がん幹細胞が散っていると、いずれ再発・転移を起こします。現在の標準治療は、このタイプ(再発・転移がん)を治すのが苦手です。

ところで、再発・転移しやすいがんのすべてではありませんが、一部は細胞の物質的特徴がわかっています。細胞の表面に、増殖を促すEGFなどの信号伝達物質の受け皿(レセプター)を過剰に多くもつがんは、さかんに正常組織に浸潤して巨大な腫瘍を形成し、局所での再発や近傍への転移を繰り返すタイプです。また、HER2という物質がたくさん出ているがんは、遠隔転移しやすいタイプです。そして現在、これらを標的とする新型の抗がん剤が開発されています。

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