コラム「大腸がんの転移をANK免疫細胞療法と抗体医薬品で克服」

コラム

2017年02月16日症例報告

大腸がんの転移をANK免疫細胞療法と抗体医薬品で克服

H.T様は当院に来院され、検査の結果、直腸がんでリンパ節と肝臓に転移が見られるステージ3bでした。すぐにがん専門病院を紹介、手術(直腸を摘出し人工肛門を形成)し、約5ヵ月間、大腸がん手術後の標準治療とされるFOLFOX療法(化学療法)を12クール実施しました。

その後しばらく小康を得ていましたが、定期検査でフォローしていた翌年、CTで左腎動脈分枝部の直下に16㎜ほどのリンパ節の腫れが見つかりました。そこでANK免疫細胞療法、早速実施しました。1クール終了後のCTでは、肝臓に11㎜の転移巣が認められました。その後、ANK免疫細胞療法の2クール目をはさんで、他院で抗体医薬品であるアービタックスの投与を開始(多剤併用)、9クール実施しました。大動脈周囲にあったリンパ節の腫脹と肝転移のうち2ヵ所の消失をCTで確認。肝切除術を施行し、残りの転移巣を摘出しました。

その後、アービタックスの投与を継続、一時その副作用で肺塞栓(血栓が肺の血管を詰まらせる症状)を起こし、呼吸のリハビリを要しましたが、がんの再発は見られていません。現在はアービタックスも使っていませんが、元気で仕事をしておられます。

【次のページ】前立腺がん骨転移がANK免疫細胞療法と抗...

【前のページ】再発食道がんがANK免疫細胞療法と抗体医...

一覧へもどる

がんの相談センター

ご相談・資料請求はこちら