ウェルネスコラム「戦いに疲れた免疫細胞、再び力を取り戻す方法が明らかに――慶應大学」

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戦いに疲れた免疫細胞、再び力を取り戻す方法が明らかに――慶應大学

慶應大学は、がん細胞との戦いで疲れた免疫細胞を若返らせる技術を開発したと発表しました。

【出典】がんとの戦いで疲弊した免疫細胞、若返らせる技術を開発...慶大グループ:https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170921-OYTET50007/


今回研究対象になったのは、免疫細胞の一種であるキラーT細胞です。人体の内部へと侵入したウイルスなどを撃退する免疫細胞で、がん細胞に対しても攻撃を加えます。


しかし、がん細胞との戦いが続くと、キラーT細胞は疲れてしまい、攻撃力や増殖力が弱まります。そうなると十分な治療効果は期待できません。


慶應大学微生物学・免疫学教室の吉村昭彦教授率いる研究チームは、疲弊したキラーT細胞を免疫細胞の発生を助ける細胞と一緒に培養しました。その結果、キラーT細胞は、敵の情報を記憶したばかりの増殖前の状態に戻り、また寿命が延びて外敵が現れた際の増殖能力も高まりました。


北海道大学教授の清野研一郎氏は今回の成果について、「キラーT細胞の質を高める方法として意義があります。がんを認識したキラーT細胞を確実に採取して培養することが今後の課題になります」と話をしています。


キラーT細胞とは、別名CTL(Cytptpxic Tcell Lymphocyte)のことです。ANK免疫療法ではANK免疫療法を受ける患者様に無料で提供しています。


CTLは、培養の際に患者様のがん組織の一部を培養液に入れるとできあがります。がんに対しての殺傷力は、ANK免疫療法とは比較にならないほど弱いのです。ではなぜ慶大で殺傷力が弱いとされるCTLを対象にしているかというと、NK細胞は培養技術が困難なためです。現在NK細胞の培養に成功しているのは、世界でも京都の東洞院クリニックの培養センターだけです。

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