ウェルネスコラム「重粒子線がん治療装置向け機器の小型化に成功―東芝」

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重粒子線がん治療装置向け機器の小型化に成功―東芝

参考URL:http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1705/22/news029.html

重粒子線がん治療装置向けスキャニング照射機器の小型化に成功


2017年5月10日、東芝が、重粒子線がん治療装置向けスキャニング照射機器の小型化に成功したことを発表しました。


今回の照射機器の小型化は、両氏科学技術研究開発機構と共同で行なわれました。

この照射機器を搭載することで、機器を今までのおよそ3分の2の大きさにするとともに、機器から照射位置までの距離が9mから3.5mにまで短縮されるそうです。


今までは、2台のスキャニング電磁石を並べて配置し、2方向にビームを走査して照射していました。

今回の機器では、2台の電磁石を1台の電磁石として配置することができます。

それによって、機器から照射位置までの距離を大幅に短縮することに成功したのです。


東芝によると、今後は世界最小の回転ガントリーを開発して、重粒子線がん治療装置への適用を目指していくとのことです。


重粒子線がん治療装置は、機材が大きいのが難点でした。

それが3分の2に小型化できたことは朗報といえます。

ただし重粒子線によるがん治療は、ズドンと穴を空けてしまうような荒っぽい治療であるため、散らばっているがんには全く通用せず、選択肢が限られています。

そのせいか、国内の重粒子線がん治療装置を持つ医療機関の大多数が赤字で苦しんでいるのです。

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