ウェルネスコラム「三菱電機のがん治療システム事業を買収―日立製作所」

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三菱電機のがん治療システム事業を買収―日立製作所

2017年12月7日、株式会社日立製作所は、三菱電機株式会社からがん治療システム事業を買収することを発表しました。

両社は、日立製作所と三菱電機を統合することで合意しました。日立は、三菱電機のがん治療装置開発と装置の生産、販売、保守のすべての事業を引き継ぎます。三菱電機の拠点(神戸市)及びそのおよそ100人の人員については、詳細を検討中とのことです。来年2018年の4月に新組織を立ち上げる計画で進めています。買収額は明らかにされていません。

日立製作所が買収するのは、がん細胞に粒子線を照射してがんのみを破壊する三菱電機の放射線治療装置の技術とその販売権です。三菱電機の持つ特許を取り込み、日立製作所の製品の開発に生かすとのことです。

がんにおける粒子線治療とは、粒子線を患部に照射し、がん細胞を死滅させるものです。粒子線とは放射線の一種で、この治療法は副作用が比較的少ないとされ、欧米各国のみならず富裕層が急増する新興国での需要が拡大しています。日立製作所はこの買収で事業を強化し、海外開拓に意欲を見せています。

【参考】日立、がん治療事業を三菱電から買収

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