ウェルネスコラム「AIが抗がん剤や服用薬との相互作用を避けた食事メニューを提供してくれるクラウドサービス「AIHS」の開発が公開」

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AIが抗がん剤や服用薬との相互作用を避けた食事メニューを提供してくれるクラウドサービス「AIHS」の開発が公開

ジャパンモード株式会社は2018年2月20日、がん患者の病状に合わせた食事メニューをデータベース化し、レシピを提供するクラウドサービス「AIHS(アイヘス)」を開発していることを公開しました。

AIHSは「AIヘルスケアシステム」の略。

まずは城西大学が保有している「食品‐医薬品相互作用データベース」を改良し、データベースに簡単にアクセスして検索できるアプリとして開発します。

そして将来は、アプリに組み込まれたAIが、使用薬や病状、健康状態に合わせて摂取すべき栄養素や食事メニューを自動で提案し、個人の健康管理を補助するサービスにしていく計画です。

城西大学が保有しているデータベースは、抗がん剤や市販薬ごとに相互作用する栄養素が検索できますが、それだけでは医療従事者が患者に注意喚起できる程度。

このデータをもとに、同大学で管理栄養士を目指す学生にレシピ開発を促す施策を行ない、ユニークなレシピを大量に蓄積・公開していく計画です。

レシピが充実すれば、医師や看護師、薬剤師などが、患者に栄養指導しやすくなるだけでなく、日々の献立に悩む患者やその家族の苦労を軽減することが期待できます。

また飲食業界にも働きかけ、病状に合わせた画期的な病院食や介護食の提供も企図します。

データベースを提供する城西大学は、管理栄養士の役割を明確にさせ、立場を向上させる狙いがあります。

そうなれば、管理栄養士の資格取得を目指す学生のモチベーション向上につながり、また先陣を切った城西大学のブランディングにも役立ちます。

さらに将来はAIHSのレシピをがん患者向け以外にも充実させ、内臓疾患にかかった患者や、それらの病気にかかりやすい後期高齢者に向けたレシピ開発も進める予定です。

ゆくゆくは健康器具メーカーとも提携し、計測した身体情報をもとに誰でも最適なレシピを参照して毎日の食事を考えられ、健康維持に役立つようなサービスに育てていく計画です。

参考:世界初!がん患者が欲していた症状に合致する食事メニューを城西大学と共同で開発。Webで提供。

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