ウェルネスコラム「坂口力元厚生労働大臣、免疫療法の有用性を強調」

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坂口力元厚生労働大臣、免疫療法の有用性を強調

茨城新聞、県南西政経懇話会の10月例会、つくば市吾妻のオークラフロンティアホテルつくばにて開催されました。

例会では、元厚生労働大臣であり、東京医科大特任教授を務める坂口力氏が「がんとどう向き合うか」について講演しました。アメリカで治験が進められている「がん光免疫療法」などといった先進医療について触れながら、「がんが治る時代は近い」と話しました。


講演で、坂口氏は、免疫療法や遺伝子治療の有用性を強調しました。

その理由としては、がん治療として効果があり、また副作用が少ないということです。

その中でも、期待を寄せる治療法として「がん光免疫療法」(がん細胞に近赤外線を照射し、がん細胞を壊す治療法)を挙げました。


がん光免疫療法は、照射する近赤外線で化学反応を起こす「IR700」をがん細胞に結合する抗体につけ、静脈注射します。

結合した抗体に近赤外線を照射することで、IR700が熱を持ち、がん細胞を壊すというものです。


がん光免疫療法では、がんの8割から9割が治療可能で、かつアメリカでは末期がんにも効果を発揮したと報告されています。

坂口氏は「この方法ががん撲滅に一番近い。来年度中には日本でも治験が始まり、うまくいけば2〜3年で実用化される。がんがかなり治る時代は来る」とコメントしています。


坂口氏は、三重県立大学(現 国立三重大学)の医学部を卒業後、三重県赤十字血液センター所長を経て衆議院議員に当選。

衆議院社会労働委員会委員や衆議院大蔵委員会理事、日本母子保健協会顧問を経て、厚生労働大臣を務めました。

議員の任期中に大腸がんを患わった経験があります。


免疫療法の未来はますます明るいといえるでしょう。


参考URL:https://this.kiji.is/295745025797571681?c=62479058578587648

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