ウェルネスコラム「「オプジーボ」、転移性非小細胞肺がん患者に対する新しい有効性が明らかに」

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「オプジーボ」、転移性非小細胞肺がん患者に対する新しい有効性が明らかに

アメリカ大手製薬会社のブリストル・マイヤーズ・スクイブ社は、治療歴を有する転移性非小細胞肺がん患者について、3年生存率の臨床試験に関する新たなデータを公開しました。


肺がんはあらゆるがんの中で一番死亡者数が多く、罹患(りかん)患者数も大腸がん、胃がんに続き第3位で、有効な治療法の研究が早急に求められてきました。

転移性非小細胞肺がんは、肺がんの中で最も多い型であり、肺がんの85%を占めています。

ステージⅠの非小細胞肺がんの5年生存率は47%~50%、ステージⅣでは2%まで減少します。


オプジーボは、2014年皮膚がんの一種である「メラノーマ」の治療薬として発売され、徐々に他のがん種に適用拡大されていきました。肺がんでは年間約1万人の患者に使用されています。


今回の研究では、転移性非小細胞肺がんの患者に対して、「オプジーボ」と抗がん剤「ドセタキセル」をそれぞれ投与して比較評価しました。

その結果、「ドセタキセル」を投与された患者の3年生存率が9%であるのに対して、オプジーボを投与された患者は、18%の生存率を示しました。


ブリストル・マイヤーズ・スクイブ社の胸部悪性腫瘍担当開発責任者であるNick Botwood氏は、「今回の治療結果は、治療歴を有する転移性非小細胞肺がん患者さんにオプジーボがもたらし得る価値についてより知識と理解を深めてくれるデータです」とコメントしています。

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