ウェルネスコラム「がん患者の卵子凍結保存 5年間で1200件超」

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がん患者の卵子凍結保存 5年間で1200件超

東京大学の研究チームは、2015年までの5年間に少なくとも全国の120を超える医療機関が1200件数以上の卵子凍結保存を行っていたことを明らかにしました。


卵子や受精卵の凍結保存は、がん患者の若い女性が抗がん剤や放射線治療によって卵子がダメージを受けるのを防ぐために治療前に行うものです。これまで、どのくらい保存されているのかを明らかにしたデータはありませんでした。


研究チームは、生殖補助医療を実施している600を超える医療機関を対象にアンケート調査を行い、約8割の施設から回答を得ました。


その結果、2015年までの5年間に少なくとも全国の126の医療機関で卵子の凍結保存が行われ、未婚の女性では580件、既婚の女性では631件、合計で1211件行なわれていることが明らかになりました。


研究チームの大須賀穣教授は「小児がんの場合などには10年以上にわたり長期間保管するケースも出てきます。責任ある保管態勢が必要です」と話しています。


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