ウェルネスコラム「12のがん診療拠点病院でがん免疫療法を実施」

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12のがん診療拠点病院でがん免疫療法を実施

がん治療の中核として指定されている「拠点病院」のうち、少なくとも12の病院が、がん治療の効果が国から確認されていない、かつ保険診療が適用されていない免疫療法を2015年に実施していたことが明らかになりました。

この結果を受けて厚生労働省は、「拠点病院の治療としてふさわしいかどうか議論を始めたい」とコメントしています。


拠点病院とは、厚生労働省が指定する全国434の医療機関のことです。

日本全国どこにいても良質ながん治療を受けることができるようにという目的から指定されました。

厚生労働省より拠点病院と指定されると、診療報酬が加算される、国や都道府県から補助金を受けられるなどの特典があります。

拠点病院と指定されるには、都道府県から推薦を得て、さらには厚生労働省の審査を受けて合格する必要があります。


今回の結果は、NHKの調査によって明らかになりました。

免疫療法を実施していた理由については、「患者が希望しているから」「患者によっては効果があると考えられたため」などの回答が得られています。


一方で、がん拠点病院を指定する厚生労働省の検討会の構成員である国立がん研究センターの若尾文彦医師は、「拠点病院は有効性や安全性が確認された標準治療を提供するところで、科学的な根拠のない免疫療法は、臨床研究以外では実施すべきではない」とコメントしています。


効果未確認の免疫療法 12のがん拠点病院が実施

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171002/k10011164661000.html/imsut/jp/

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