コラム「がん免疫治療薬「オプジーボ」が胃がんにも適用承認、保険適用に」

コラム

2017年09月20日医療ニュース

がん免疫治療薬「オプジーボ」が胃がんにも適用承認、保険適用に

非常に高額のがん治療薬として知られるがん免疫治療薬「オプジーボ(一般名:ニボルマブ)」について厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会は2017年9月8日、胃がんにも使えるようにすることを認めました。今月末に正式承認され、保険が適用されることになります。


オプジーボは、2014年皮膚がんの一種である「メラノーマ」の治療薬として発売されて徐々に適用拡大されていきました。

その後、肺がんでは年間約1万人の患者に使用されています。

現在は大腸がんの次に罹患(りかん)数が多い胃がんへの適用拡大が注目されてきました。


また、オプジーボは高額な薬価でも注目されており、1人当たり年間3500万の医療費がかかるとされ、健康保険財政への影響を懸念する声が上がっており、厚労省は2017年2月に薬価を半額に引き下げていました。


今回の保険適用を受けて、薬価は1日換算で約3万9000円になると厚労省は試算しています。


国内の胃がん罹患(りかん)数は年間約13万2000人で、がんの中で2番目に多いとされています。ただ実際にオプジーボを使用できるのは、2種類の化学療法の後の効果が芳しくなく、切除手術ができない状態に悪化した胃がん患者に限られます。

販売元の小野薬品工業は今回の承認を受けて年に約4600人の患者が使用できるようになると予測しています。


参考URL:https://mainichi.jp/articles/20170909/k00/00m/040/029000c

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