ウェルネスコラム「国内初 "卵巣がん"対象の遺伝性がん治療薬承認へ」

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国内初 "卵巣がん"対象の遺伝性がん治療薬承認へ

製薬会社アストラゼネカの日本法人は、研究を進めていた遺伝性卵巣がんの治療薬を、医薬品を審査・承認する国の機関に申請したことを明らかにしました。"遺伝性がん"の治療薬の申請は国内では初めてのことです。


遺伝性卵巣がんは、人が生来持ち、遺伝子を修復する機能を持つ「BRCA1」「BRCA2」の働きに異常がある人が発症します。卵巣がん患者の全体の1割を、この遺伝性卵巣がん患者が占めています。


女優のアンジェリーナ・ジョリーさんがこの「BRCA1」に変異が見つかり、将来乳がんや卵巣がんになるリスクを回避するために乳房・卵巣・卵管を切除したことも以前大きなニュースになりました。


今回申請された治療薬「オラパリブ」は、遺伝性卵巣がんが再発した患者を対象にした飲み薬です。

「オラパリブ」はがん細胞のみを攻撃する治療薬であるため、副作用も少ないとされています。


厚生労働省は、2017年3月に「オラパリブ」を、承認審査を優先的に取り扱う希少疾病用薬に指定しており、指定された薬の治療薬の標準的な審査期間が1年から9カ月に短縮されていました。


製薬会社アストラゼネカの日本法人は、2018年前半にも「オラパリブ」が国から承認を経て、販売が可能になると予測しています。


参考URL:http://www.sankei.com/west/news/170808/wst1708080036-n1.html

"卵巣がん治療薬を承認申請 親から子に遺伝する「遺伝性」で国内初 がん細胞を標的として攻撃"

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