ウェルネスコラム「がん幹細胞の全容解明に進展―岡山大」

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がん幹細胞の全容解明に進展―岡山大

参考URL:http://news.mynavi.jp/news/2017/08/07/040/

"がん幹細胞が"がん増殖の土台"作る iPS細胞使う手法で岡山大グループが解明"


岡山大学は、がん細胞を生み出すもとになり、全身に飛び散り再発や転移をする"がん幹細胞"が、がん細胞増殖の鍵を握るとされている物質「がん関連線維芽細胞」(CAF)を作り出すことを明らかにしました。


CAFは、がん細胞を取り囲んで栄養を供給する血管の細胞などの多くの細胞群の中で、最も量が多い細胞にあたります。がん細胞の成長、増殖を促す物質を生み出す核となり、がんの原因となります。

このためがん細胞との相互作用の関係について研究が続けられていましたが、CAFがどのように体内で作られるかは明らかにされてきませんでした。


CAFは、これまでがん幹細胞由来のものが存在するとは考えられていませんでしたが、岡山大学大学院自然科学研究科の妹尾昌治教授、笠井智成講師らの研究グループは、マウスのiPS細胞から作ったがん幹細胞が、がん細胞に変化する過程を研究。その結果、がん幹細胞が変化した細胞がCAFの性質を持っていることを突き止め、がん幹細胞がCAFを作り出していると結論づけました。

妹尾昌治教授、笠井智成講師らによる今回の研究成果により、これまで発見が難しかったがん幹細胞の研究がより一層進むと期待されています。

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