コラム「国立がんセンター 5年生存率の調査を明らかに」

コラム

2017年08月09日医療ニュース

国立がんセンター 5年生存率の調査を明らかに

国立がん研究センターは、全国がん登録センターに調査を依頼し、5大がんの生存率を調査しました。

調査を依頼した425施設のうちデータを提供された291施設374,204例のデータを用い、がんの治療開始から5年後に生存している人の数を調査しました。

今回の調査で、全がんの5年生存率は65.2%に上りました。

今回公表された各がんの生存率は以下になります。

  • 前立腺がん 97.7%
  • 乳がん 92.7%
  • 子宮体がん 82.8%
  • 子宮頸がん 75.6%
  • 大腸がん 72.6%
  • 胃がん 70.4%
  • 肺がん 39.1%
  • 肝臓がん 38.5%

5年生存率が一番高かったのは、前立腺がんで97.7%。次いで乳がんの92.7%。一番生存率が低かったのは肝臓がんの38.5%になりました。

今回初めて、胃がん、大腸がん、肝臓がん、肺がん、乳がんの主要5つのがんについては施設ごとの生存率についても明らかになりました。

施設ごとの生存率について国立がん研究センターは、「患者さんの年齢、基礎疾患や健康状態、診断当時の病気の進行度等様々な因子に大きく影響されます。特に施設間では高齢者の多い施設、少ない施設、他の病気をもつ患者の多い施設、少ない施設があるため、単純生存率を比較して、その施設の治療の善し悪しを論ずることはできませんので、ご注意いただきつつ、数字を見ていただくよう、お願いします」と注意を促しています。

生存率についてのより詳しいデータは、「国立がん研究センター がん情報サービス」のWebサイトにて公開されています。

http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/brochure/hosp_c_reg_surv.html

【次のページ】がん幹細胞の全容解明に進展―岡山大

【前のページ】がんについて、あなたはどれだけ知っていま...

一覧へもどる

がんの相談センター

ご相談・資料請求はこちら