クリニックコラム「「ウコン」抗がん剤として開発が期待―京都大」

クリニックコラム

2017年08月07日医療ニュース

「ウコン」抗がん剤として開発が期待―京都大

参考URL: http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20170726-OYO1T50010.html

"がん抑制「ウコン」の力...京大、マウス実験成功"(読売新聞)


これまでがんに効果があるとされてきたウコンの成分・クルクミンを使用した抗がん剤の開発が現実的になりました。

京都大の研究チームが、クルクミンを利用してがんの進行を大きく抑えることに成功したと発表しました。

クルクミンががんに有効であることは以前から知られており、がん患者に服用してもらう臨床試験が広く行なわれてきましたが、有効成分の多くが体外に排出されてしまうために血液中の濃度が高まらず、効果が現れにくいという課題がありました。

研究チームは、排出されず体内に留まり、有効成分に変化するクルクミンの化合物を作り上げました。


このクルクミン化合物により、それまで大部分が排出されてきた有効成分が血液中に留まり、従来の1000倍程度の濃度を保つことが可能になりました。

人の大腸がんを移植したマウス8匹に化合物を注射したところ、治療しない同数のマウスが持つ腫瘍の半分以下の大きさに留めることが可能になり、目立った副作用も現れませんでした。


研究チームの掛谷秀昭教授は今回の成果について、「安全性が高く、既存の抗がん剤と同じ程度の効果が期待できます」と話しています。今後は京大発のベンチャー企業とともにがん治療薬を開発に従事する予定です。


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