ウェルネスコラム「世界初の次世代がん免疫薬がアメリカで承認へ―ノバルティス」

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世界初の次世代がん免疫薬がアメリカで承認へ―ノバルティス

参考サイトURL: http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ13HZB_T10C17A7TJ2000/

"ノバルティス、次世代がん免疫薬承認へ 米で審査通過" 日本経済新聞


スイス本社の製薬会社・ノバルティスは、自社が開発したがん免疫薬がアメリカ食品医薬品局(FDA)の諮問委員会による審査を満場一致で通過したと声明を出しました。

正式に承認されれば、同分野において世界初の薬となる可能性があります。


審査を通過したのは、「CTL-019」。

人が本来持っている免疫細胞・T細胞にがんを攻撃する物質"キメラ抗原受容体"というがん細胞を狙い撃ちする物質を埋め込んだ"キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)"という新しいカテゴリー医薬品の一つです。

今回は小児・若年者の急性リンパ球白血病を対象としています。

これまでの臨床試験では、難治性の同白血病に8~9割の確率で効果があることも判明し、期待されています。

また、血液がん以外のがんにも応用するための研究が国内外で進んでいます。


薬代が非常に高額になることにも注目が集まっており、生きている細胞の遺伝子を操作するための培養コストにより、1人当たり薬価が5000万円程度かかる予定です。


日本でも同カテゴリーの開発が進められていますが、いまだ承認はなされていません。

今後、製薬会社・第一三共がアメリカのベンチャー企業の製品を日本で開発し、承認を目指します。

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