コラム「AIで大腸がんや前がん病変を発見するシステムを発表」

コラム

2017年07月24日医療ニュース

AIで大腸がんや前がん病変を発見するシステムを発表

参考サイトURL: http://jpn.nec.com/press/201707/20170710_01.html


国立研究開発法人国立がんセンターと日本電気株式会社は、人工知能(AI)を使い、大腸がんおよび前がん病変(大腸腫瘍性ポリープ)を内視鏡検査時にリアルタイムに発見できるシステムを共同開発したと発表しました。


大腸腫瘍性ポリープは、放置していれば大腸がんになってしまう恐れがあるため、内視鏡検査時に見つけ出して摘除し、大腸がんへの進行を食い止める必要があります。

これまで内視鏡医が肉眼で見つけ出していましたが、サイズが小さく、形状が認識しにくいことがあり、見逃されることもありました。


今回開発された、AIを使用した内視鏡診断サポートシステムは、大腸の内視鏡検査時に撮影される画像で大腸がんやその予兆を検知し、医師の診断を助けます。

開発されたシステムのプロトタイプを使用して5000枚の内視鏡画像を見たところ、早期がん、がんの予兆となるポリープの発見率が98%と、高い認識を示すことが明らかになりました。


今後の見通しとして、両社は「今回新しく開発したシステムを使用することにより、従来は認識することが困難であった病変を発見しやすくなります。人間の視野の限界をAIが補い、ポリープの見逃しの減少に繋がるでしょう」と話しています。


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