コラム「小児がん治療用の無菌室を増やすため、クラウドファンディングで資金を募集」

コラム

2017年07月20日医療ニュース

小児がん治療用の無菌室を増やすため、クラウドファンディングで資金を募集

参考サイトURL:http://www.asahi.com/articles/ASK755SFSK75UBQU00X.html

"小児がん治療用の無菌室、クラウドファンディングで"


東京・国立成育医療研究センターは、小児がんや免疫不全の治療に必要な無菌室を増やすために、インターネットを通じて資金を募る、クラウドファンディングを使用して資金調達を始めました。


無菌室は、免疫力が低下した患者の感染症リスクを防ぐために使用されます。患者の容体によって滞在期間は変わりますが、1カ月ほどその中で過ごします。小児がんの3分の1を占める白血病患者のほか、神経芽腫、骨髄不全、免疫不全の患者が使用しています。


同センターでは、難治性の小児がん患者の来院が増加しており、治療するための造血幹細胞移植は2014年に12件、2015年が20件、2016年が30件と増加傾向にあります。2016年は、無菌室のベッド2床に対して、30人の子どもが無菌室を必要としており、不足が深刻化していました。


松本公一・小児がんセンター長は「海外の病院では、寄付で施設の整備が行われている事が多々あります。海外のような寄付の文化が日本でも根付いてほしいと思います」と語っています。


本プロジェクト名は「小児がんと戦う、みんなの願い。不足する無菌室をつくろう!」。

参考サイト https://readyfor.jp/projects/ncchd-clean-room


国内最大手のクラウドファンディングサービス・Readyfor(レディーフォー)で呼びかけられており、2017 年9月8日(金)まで実施予定です。


私が米国留学していた1980年代ですが、シカゴのマウントサイナイ病院ではあらゆる病室や検査室、リハビリセンターの入り口にプレートが貼ってありました。聞くところによるとプレートの氏名は寄贈者でした。米国では昔から公立病院は寄付で成り立っているのです。我が国もそのような慣習が根付いてほしいものです。

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