ウェルネスコラム「アプリの活用で最適な治療―ノースカロライナ大」

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アプリの活用で最適な治療―ノースカロライナ大

ノースカロライナ大学(アメリカ)の腫瘍内科医イーサン・バーチ博士らのチームの実験によると、アプリを活用して定期的に症状を病院に共有していたがん患者は、共有していないがん患者と比較し、平均寿命の中央地が5カ月延びていたことが明らかになりました。


調査は、2007年から2011年にかけて、イーサン・バーチ博士らによる研究チームが実施しました。

治療を受けている766人のがん患者を対象に、通常の治療を受けている場合と「ePRO」というアプリを活用した治療を受けている場合で差異が生じたかどうかを観察しました。


患者の年齢は26歳から91歳で中央値が61歳、対象者のうち58%が男性で22%が女性でした。


「ePRO」アプリでは、患者は呼吸や睡眠障害などの12の症状を自己申告します。

症状の悪化がみられた場合には、担当看護師にメールが送付され、病院側によって医師による診察が手配されるシステムです。


「ePRO」はまだ商品化されていませんが、商品化されれば、がん患者に対して適切なタイミングで適切な治療が施されることになります。

コストを抑え、最適なタイミングで治療を受けられるこういった取り組みは、ますます活発になってほしいものです。

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