ウェルネスコラム「「軽いたばこ」が肺腺がんの要因に―オハイオ州立大学」

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「軽いたばこ」が肺腺がんの要因に―オハイオ州立大学

2017年5月22日、「軽いたばこ」と呼ばれている商品が肺腺がんの要因になっていると明らかになりました。


今回、肺腺がんの要因になっているとされた「軽いたばこ」とは、ニコチンやタールの含有量の少ないたばこです。

フィルターの構造により、喫煙者が通常のたばこよりも多くの煙を肺の奥まで吸い込んでしまっていることが要因として挙げられています。


論文は、アメリカのオハイオ州立大学のピーター・シールズ氏らの研究グループによってイギリスの学術誌「Journal of the National Cancer Institute」に掲載されました。


肺腺がんとは、肺がんの中でも一般的ながんで、近年増加しているといわれています。

ピーター・シールズ氏によると、たばこの構造上、たばこの燃え方が変わることによってより多くの発がん性物質が発生するといいます。

加えて、肺腺がんは肺の奥で多く発生するがんですが、その肺の奥にまでたばこの煙が到達するため危険であると述べています。


「軽いたばこ」という呼び方から、がんとの関連性は薄いのではないかと思い込んでしまいがちですが、喫煙とがんとの関連性は見過ごせないものです。

健康でありたいなら、やはり喫煙の習慣は見直すべきだといえるでしょう。

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