コラム「ホルモン剤使用と膵臓がんの発生リスクの関連性が明らかに」

コラム

2017年05月16日医療ニュース

ホルモン剤使用と膵臓がんの発生リスクの関連性が明らかに

国立がんセンターなどの研究によると、ホルモン剤の使用と膵臓がんの発生リスクに関連があることが明らかになりました。


国立がんセンターらの研究グループは、40歳から69歳の日本人女性4万5617人を追跡調査し、女性生殖関連要因と膵臓がんのリスクとの関係を調べ、その結果を医学誌「European Journal of Cancer Prevention」に発表しました。


平均して18.4年の追跡調査の結果、膵臓がんにかかっていたのは211人でした。

月経の有無(既に閉経しているか否か)、初潮時の年齢、閉経時の年齢、出産した回数、初産時の年齢、生理があった期間(初潮から閉経までの期間)、授乳したか否かの項目については膵臓がんとの関連が発見できなかった一方で、ホルモン剤使用の有無については、明らかな関連がみられました。ホルモン剤を使用した女性は、ホルモン剤を使用していない女性に比較して1.47倍膵臓がんを発症していたのです。


国立がん研究センターらは、今後、ホルモン剤の種類を変えたり、調査対象者の人種を変えたりして、さらに実験を重ね、調査を進めていく必要があると結論づけています。

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