ウェルネスコラム「肺がんの治療」

ウェルネスコラム

がん治療コラム

肺がんの治療

肺がんの発生部位

肺がんは、がん細胞の形態によって4つに分類できます。

1. 腺がん
肺がんのうち、過半数を占めるのが腺がんであるうえ、増えつづけているがんです。
2. 扁平上皮がん
肺がんのうち、25%が扁平上皮がんです。喫煙が原因で発生するがんです。
3. 小細胞がん
肺がんのうち、2割ほどが小細胞がんです。進行のスピードが速く、発見されたときには既に手術ができない状態であることも多く、さらには他の臓器にも転移するものです。放射線療法と化学療法が効果的だといわれます。喫煙が原因で発生するがんです。
4. 大細胞がん
7%ほどを占めるのが大細胞がんです。

肺がんの治療

肺がんには手術が効果的ですが、進行が速いため、手術を受けられることは多くありません。

小細胞がんと小細胞がん以外の肺がん(非小細胞肺がん)で治療の方針が異なり、小細胞がんでは放射線療法と化学療法が有効です。対して、非小細胞肺がんでは放射線療法と化学療法が有効ではありません。まずは手術ですが、進行してしまっているがんでは、抗がん剤治療が中心となります。

肺がんと手術

早期の肺がんでは、手術が有効です。とはいえ、広い範囲の肺を切除してしまえば、生命維持が困難になることもありますので、切除範囲は慎重に決定されます。

肺がんの手術方法は複数あり、がんの状態により、一側肺全切除術、肺葉切除術、気管支形成術、肺部分切除術などから選択されます。

肺がんと化学療法

手術や放射線療法と組み合わせ、抗がん剤治療が実施されるケースは多いものです。小細胞がんでは、シスプラチンとイリノテカンが中心となります。非小細胞肺がんでは、分子標的薬が使われることもあります。2015年に注目を集めたニボルマブは、非小細胞がんへの適応が許可されています。

肺がんと放射線療法

小細胞がんでは、シスプラチンとエトポシドを使った抗がん剤治療と併用されることがあります。手術ができない状態の小細胞がん以外のがんでは、放射線療法を中心に治療を進めるケースが多いです。

肺がんと免疫療法

標準治療だけでは肺がんの克服は困難です。標準治療を免疫療法が補完する形でがんの克服を目指します。肺がんの標準治療はいずれも何らかの副作用を伴いますが、ANK免疫細胞療法はそれ以上の副作用を起こすことなく標準治療の効果を高めることが期待できます。

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