コラム「肝臓がんの治療法について」

コラム

2017年05月25日がん治療コラム

肝臓がんの治療法について

肝臓がんは、症状が出ないことが多いがんです。症状が出る場合は、食欲不振、微熱が長引く、貧血などがみられることがあります。早期発見のために用いられるのは、複数の腫瘍マーカーの測定と超音波検査、X線CT検査です。超音波検査のみでは診断が難しい場合、X線CT検査が併用されます。

肝臓がんの治療法

肝臓がんでは、日本肝臓癌研究会から治療のガイドラインが出されています。ガイドラインの内容は、障害のレベルを基準にして肝臓がんを3つに分類し、肝臓がんの進行度合いと組み合わせて治療法を選択するよう促すものです。

肝臓がんと手術

がんの数が多くなく、さらに肝機能が保たれている場合、まず手術が選択されることが多いです。切除する範囲はさまざまですが、腫瘍だけを切除することも可能です。

肝臓がんと局所療法

開腹せず、肌の上から針をがんに直接刺す方法です。マイクロ波凝固術、エタノール注入法、ラジオ波焼灼(しょうしゃく)術の3つの方法があります。負担が少ないことがメリットです。

肝臓がんと肝動脈塞栓術

がんが進行していて手術で切除できない肝臓がんや、機能が低下していて手術ができない肝臓がんの場合にとられる方法です。肝動脈に栓をして塞ぎ、血の流れをストップすることでがんに栄養や酸素が送られないようにする治療です。

肝臓がんと化学療法

がんを養う肝動脈に薬を直接注入するものです。直接注入という方法をとることで、濃度の高い薬ががんに直接使用できるため効果が高く、さらにがん以外の部位への副作用も避けることができるのです。動注療法ともいわれます。

肝臓がんと免疫療法

標準治療だけでは肝臓がんの克服は困難です。標準治療を免疫療法が補完する形でがんの克服を目指します。肝臓がんの標準治療はいずれも何らかの副作用を伴いますが、ANK免疫細胞療法はそれ以上の副作用を起こすことなく標準治療の効果を高めることが期待できます。

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