コラム「胃がんに関する2つの最新研究」

コラム

2017年10月02日がん治療コラム

胃がんに関する2つの最新研究

今回は、胃がんに関する最新研究を2つご紹介します。

最新研究①胃がんの手術中に腹膜転移を予測する方法が開発される

胃がんの手術中に、がん細胞が腹膜に転移し、再発する可能性を診断する方法が開発されました。

大阪市立大学医学研究科癌分子病態学制御学の八代正和准教授と診断病理学の大澤政彦教授らの研究グループによる発明です。

陽性と診断されれば、腹腔内を洗浄する、抗がん剤を投与するなどして再発予防のための対策を講じることができます。

大阪市立大医学部附属病院では、2017年4月より、既にこの診断と予防治療の臨床試験を開始しています。

最新研究②東京大学病院で胃の全摘出が大幅に減少

東京大学病院の胃・食道外科では、5年前には、胃がん手術のうち約40%程度を全摘出していました。しかし現在では、15%程度にまで減少しています。

東京大学病院ではさまざまな取り組みがなされていますが、そのうちの一つが、内視鏡的治療と腹腔鏡下手術を組み合わせた治療法「NEWS」です。これは胃の外側からと内側からアプローチする手法です。2011年に世界初の論文発表を行い、現在では、胃粘膜下腫瘍を対象に行っていますが、胃がんへの活用も検討されています。

参考URL:

http://www.sankei.com/west/news/170804/wst1708040057-n1.html

http://www.zakzak.co.jp/lif/news/170815/lif1708150004-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsListLif

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