コラム「胃がん治療のガイドラインについて」

コラム

2017年10月03日がん治療コラム

胃がん治療のガイドラインについて

治療ガイドラインとは、ある病気について、有効であるとされている治療法をまとめたものです。治療ガイドラインは、患者様がどの病院に行っても医師の考え方や経験などによらず、同程度の治療を受けられることを目的にまとめられます。

胃がんについては、日本胃癌学会が胃癌治療ガイドラインを発表しています。

胃癌治療ガイドラインでは、「胃癌治療の目的と対象」として、治療法が多様化する中、胃がん治療に携わる医師に対し、胃がん治療において施設間の差を減らすことや、治療の安全性を向上させること、医師と患者様が相互に理解しあうことなどを挙げています。

ガイドラインでは、「治療のアルゴリズム」として、胃がんが発覚した際の状況ごとに行なうべき治療が示されています。

遠隔転移の有無によって治療法が異なるとされ、遠隔転移していなければ手術、していれば手術以外の方法が推奨されています。

遠隔転移の有無だけでなく、胃がんのステージによっても推奨される治療法が異なっています。

治療法としては、手術、内視鏡的切除、化学療法、術後補助化学療法、緩和ケアなどが解説されています。

以上のようなガイドラインは示されているものの、これはあくまで指針に過ぎません。患者様によって状態も異なりますので、医療機関で納得のいくまで相談し、治療方針を決めるようにしましょう。

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