コラム「がんとコーヒーの関連調査について」

コラム

2017年08月08日がん治療コラム

がんとコーヒーの関連調査について

がんとコーヒーには関連があるといわれています。

国立がん研究センターの1990年と1993年の調査では、調査対象者のうち33%はコーヒーをほとんど飲みませんが、37%はほとんど毎日飲んでいると回答しました。

対象者は、岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県中部、茨城県水戸、新潟県柏崎、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県宮古の9保健所管内在住者である40~69歳の男女約9万人です。

調査開始から約10年間にわたって追跡調査をしたところ、その間に334名(男性250名、女性84名)が肝がんを発症していることが明らかになりました。

その肝がん患者をコーヒーの摂取頻度によって6つのグループに分け、がんの発生率を比較しました。

一般的にコーヒーの摂取頻度が高い人については、喫煙者が多い、野菜やお茶の摂取量が少ない傾向にあるため、その影響を考え合わせた上で分析されています。

結果は、ほぼ毎日コーヒーを飲む人はほとんど飲まない人と比較し、肝がんの発生率がおよそ半減していました。

さらには、1日あたりのコーヒー摂取量が増えれば増えるほどがんの発生率が低下しており、1日に5杯以上飲む人の発生率は4分の1という結果でした。

コーヒーと肝がんの関連性の原因はまだはっきりとわかっていませんが、コーヒーの炎症を和らげる作用が肝炎の進行を防止し、がんを予防するのではないかといわれています。

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