コラム「胃がんの症状と原因について」

コラム

2017年05月02日がん治療コラム

胃がんの症状と原因について

胃がんとは

胃がんとは、胃壁の最も内側である「粘膜」の中にある細胞ががん細胞になり、胃壁の外側である粘膜下層、固有筋層、漿膜(しょうまく)下層、漿膜へと進行していくものです。粘膜下層まで進行したものを早期胃がん、固有筋層よりも進行したものを進行胃がんといいます。

胃がんの症状

早期胃がんでは、胃潰瘍のような症状になることがあります。空腹時にみぞおちが痛む症状、胸焼け、消化不良、出血などの症状です。さらに進行がんになると、食欲がわかなくなったり、体重が減ったり、貧血になったりしますが、およそ半数の胃がん患者は症状がありません。

胃がんの原因

胃がんの原因として挙げられるのが、胃の中の環境、胃内環境です。

適量を過ぎたアルコール摂取や、香辛料や塩分といった刺激の強い食べものの摂りすぎが胃がんの原因になるほか、肺がんと同じく喫煙も胃がんの原因となります。喫煙している人は喫煙しない人の2倍胃がんにかかりやすいとされています。たばこに含まれる物質が胃の中の粘膜を刺激するためです。


その他にも、耳慣れない言葉かもしれませんが、胃の炎症を起こす「ヘリコバクター・ピロリ」という細菌が胃がんの原因になるといわれています。

日本人と胃がん

あらゆる部位に発生するがんの中で、日本人の患者数が最も多いのが胃がんです。死亡者数のトップは肺がんですが、胃がんは3位となっています。

胃がんは、治りやすいがんといわれます。初期のステージで発見され、早期治療することができれば、治癒率は高いのです。死亡率が3位となっているのは、罹患者数が多いからです。


胃がんにかかりやすいのは50代~60代ですが、30歳でもかかることがあります。40代までの男女比はほとんど同率ですが、年代が上がるにつれて男性の比率が高まり、70代になると男性罹患者数が女性罹患者数の4倍を超えます。

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