ウェルネスコラム「食道がんの症状と原因について」

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がん治療コラム

食道がんの症状と原因について

食道がん(癌)とは

食道とは、口から入った食べ物を胃へ運ぶ臓器です。
太さがおよそ3cm、長さは25cmほどの管状になっており、首から胸、腹部にかけて、体の中心部をのびています。がん(癌)が発生しやすいのは、胸部です。

食道がん(癌)は、女性によりも男性に多いがん(癌)で、男性は女性のおよそ5倍かかりやすい病気です。
罹患者数はやや増加、死亡率はわずかながら改善に向かっています。

食道がん(癌)の症状

早期の食道がん(癌)では、症状がありません。
まずあらわれる症状としては、ゴクンと飲み込んだときに胸が痛いような感じがしたり、熱い飲み物を飲み込んだときにしみるような感じがしたりすることです。

がん(癌)が大きくなると胸の痛みはなくなりますが、食道が狭くなることで食べ物がつかえて飲み込みにくくなります。さらに進行すると、唾液でさえも飲み込めない状態になります。

その後、さらに進行していくと、体重の減少や、他の臓器を圧迫することによる胸や背中の痛み、声のかすれ、咳、たんなどの症状があらわれます。

食道がん(癌)の原因

食道がん(癌)の原因としてはまず、飲酒と喫煙が挙げられます。
とりわけ粘膜の扁平上皮細胞からできる扁平上皮がんにおいては、飲酒と喫煙が相乗的に作用することで、食道がん(癌)の原因をつくっているとされています。

その他、熱い食べ物や飲み物によって食道の粘膜が刺激され、食道がんのリスクになりえるとも指摘されています。

食道がん(癌)の転移と再発

食道がんではほとんどが、リンパ節と肺、肝臓などの臓器や骨への転移です。

食道がんを手術による外科療法や、抗がん剤による化学療法などで治療した際の再発率は30~50%程度であると言われています。再び同じ場所にがんが再発するケースも多く、治療後もしっかりと経過観察することが重要となります。

食道がん(癌)の治療法

食道がんの治療方法は検査の結果とがんの進行度と全身状態から治療法を決めます。食道がんの治療には、大きく分けて4つの治療法があります。それは、内視鏡治療、手術、放射線治療と抗がん剤の治療です。ある程度進行したがんでは、外科治療、放射線、化学療法を組み合わせる治療設計が行われます。

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