ウェルネスコラム「前立腺がんの転移について」

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前立腺がんの転移について

前立腺がんは、がんが前立腺の中にとどまっているか、もしくは前立腺の外にひろがっているかによって治療法が異なります。

前立腺がんが前立腺の外の臓器にまで広がっていくことを浸潤といい、その段階の前立腺がんを局所進行がんといいます。

前立腺がんは、前立腺の近くにある精嚢(せいのう)への浸潤が多くみられます。

そのため、早期の前立腺がんで手術が実施される場合では、前立腺だけでなく精嚢もすべて摘出されます。

精嚢の他には、膀胱や直腸への浸潤も多いです。

前立腺がんがリンパの流れや血液にのって運ばれていき、前立腺から遠い臓器で増殖することを転移といい、この段階のがんを転移がんといいます。

転移がんになると、手術や放射線治療での根治は困難となり、治療の目的はがんの進行をストップさせることになります。

前立腺がんが転移しやすいのは、骨への転移とリンパ節への転移です。

前立腺がんの骨転移

肋骨や背骨、骨盤などといった骨への転移は、前立腺がんの転移のうち、80%以上を占めます。

前立腺がんで転移がある場合は、骨転移であると予測の上、骨シンチグラフィ検査を実施します。

骨シンチグラフィでは、骨のがんに集まる弱い放射線物質を注射し、それを特殊なカメラで撮影するものです。

前立腺がんが骨転移すると、骨折しやすくなったり、痛みや麻痺などといった症状があらわれたりします。

前立腺がんのリンパ節転移

前立腺がんの転移において骨転移に次いで多いのが、リンパ節転移です。

リンパ節転移はおよそ40%を占めます。

リンパ節転移は主にCT検査で検査され、ホルモン療法でその進行を抑制します。

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