ウェルネスコラム「膀胱がんの4つの治療法について」

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膀胱がんの4つの治療法について

一般的に、膀胱がんの治療法には、大きく分けて4つあります。

膀胱がんのイメージ図

外科療法(手術)、化学療法、放射線治療、膀胱内注入療法です。

外科療法には2つあり、内視鏡で腫瘍を取り除くTUR-Bt(経尿道的膀胱腫瘍切除術)と、下腹部を切開して膀胱を摘出する膀胱全摘除術です。

TUR-Btはお腹を切ることなく内視鏡で膀胱腫瘍を切除する手術です。この手術は、腫瘍を切除するという治療が目的ですが、切除した腫瘍を顕微鏡でその性質をみる検査としての目的もあります。腫瘍がこの手術方法で完治が可能かどうかを判断するための検査することができるのです。

化学療法については、全身に抗がん剤を作用させる全身抗がん剤治療と、膀胱内のみに抗がん剤を打つ膀胱内注入療法の2つが挙げられます。

転移のある場合や、膀胱全摘除術を実施しても再発や転移の可能性が高い場合には、摘出前、もしくは摘出後に化学療法が実施されるケースもあります。

膀胱を温存するため、摘出を希望しない場合や、患者の状態が思わしくない場合は、放射線療法が実施されることがあります。

最後に、膀胱内注入療法についてです。

この治療法は、抗がん剤やBCGを生理食塩水に溶解し、膀胱内に注入するものです。

BCGとは、ウシ型弱毒結核菌のことで、尿道から膀胱にカテーテルを挿入し、膀胱内に注入します。

BCG療法は、週に1回BCGを注入し、これを6回から8回程度繰り返します。

この療法は副作用が起こりやすく、頻尿や排尿痛、発熱などの症状が頻発します。

場合によっては39℃以上の発熱がみられることがあります。

副作用を理解した上で治療を受けるようにしてください。

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