コラム「主な抗がん剤とその効果について」

コラム

2017年07月20日がん治療コラム

主な抗がん剤とその効果について

抗がん剤の併用とその効果

通常、ある部位のがんに効果があるとされる抗がん剤は何種類かあります。
その場合は、特定の抗がん剤のみを使うのではなく、複数の抗がん剤を組み合わせて使うことがあります。

これを、抗がん剤の多剤併用といいます。
それぞれの効果を相乗的に高めるとともに、特定の薬を大量に使った場合の副作用を避けるために選択される治療法です。

抗がん剤の使用サイクル

抗がん剤は一般的に、一度使用したら3週間程度休みます。

一度使用し、3週間休むというこのサイクルを何度か繰り返し、治療を進めます。
抗がん剤によって攻撃された正常細胞とがん細胞のうち、正常細胞のほうが早いタイミングで回復します。

そのタイミングで抗がん剤を投与し、再びがん細胞を攻撃することによって治療するのです。

ただ、このサイクルを何度も繰り返すことにより副作用が大きくなるとともに、効果があらわれにくくなってしまう場合もあります。

主な抗がん剤とその効果

免疫賦活薬

がん細胞を直接攻撃し、さらに免疫機能を高める効果。
インターフェロンやインターロイキン2など。

抗生物質

がん細胞のDNA複製を抑制し、細胞膜を破壊する効果。
ドキソルビシン、イダルビシンなど。

アルキルル化薬

がん細胞のDNA・RNAたんぱく質の合成を妨げる効果。
シクロホスファミド、シスプラチンなど。

代謝拮抗薬

がん細胞の発育を抑制する効果。
ゲムシタビン、フルオロウラシルなど。

【次のページ】咳でわかる肺がんの予兆

【前のページ】抗がん剤 副作用

一覧へもどる

がんの相談センター

ご相談・資料請求はこちら