コラム

2017年04月27日がん治療コラム

緩和ケアとは

「緩和ケア」聞くと、末期がん患者様が受ける治療だと思う方が多いかもしれません。

しかし実際は、がんと診断されたときから、必要に応じて治療中にも受けられるものなのです。


緩和ケアとは、幅広く精神的苦痛・身体的苦痛・社会的苦痛に対応するもので、患者様の苦痛を緩和し、患者様の生命と自然な死を尊重し、死がやってくるまで患者様が前向きに生きていくことを支援するケアです。また、ご家族が患者様と死別された後は、ご家族を支えます。

緩和ケアを受ける方法

緩和ケアはホスピス(緩和ケア病棟)だけでなく、通院や在宅でも受けることが可能です。


1. 在宅緩和ケア

自宅で、もしくは地域の施設でも、入院している場合と同じように緩和ケアを受けることができます。訪問診療医や訪問看護師、ホームヘルパーなどのチームによってサポートされます。


2. 緩和ケア病棟

入院中に緩和ケアを受けたい場合には、緩和ケア病棟(ホスピス)に入院するという方法があります。身体的な痛みや精神的な苦しみを和らげることに重きを置いた治療が行われます。ホスピスではなく一般の病棟に入院しながら緩和ケアを受けることも可能ですが、ホスピスでは面会の制限がなく、家族と時間を過ごす時間が長くなります。


3. 緩和ケア外来

通院でも緩和ケアを受けることができます。治療が落ち着いた患者様や、在宅で緩和ケアを行う患者様が通院して緩和ケアを受けます。


緩和ケアは、患者様が自分らしく生きることを支援してくれるものです。

どのタイミングでも、また、在宅でも病棟でも受けられるものですから、少しでも気になったら、相談してみるといいでしょう。

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