ウェルネスコラム「がんの「5年生存率」とは」

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がんの「5年生存率」とは

がんのニュースでよく聞かれる言葉のひとつに、「5年生存率」があります。


5年生存率とは、読んで字のごとく、「がんと診断されたがん患者様が5年後に何人くらい生きているのか」というパーセンテージのことで、主に治療の効果測定のために使われます。つまり単純に言うと、「5年生存率が30%」であれば、ある時点でがん患者様が100人いたとして、そのうちの30人が5年後も生きているということ。ただし、一度も再発せずに生きている人も、がんが再発してしまって再度治療中の人も、生きてさえいれば生存率に含まれます。


5年生存率のほかにも、1年生存率や2年生存率、3年生存率、10年生存率という指標があります。その中でも「5年生存率」が指標とされることが多い理由は、がんが一般的に2~3年で再発することが多いといわれるからです。がんの部位にもよりますが、5年を過ぎても再発していなければ、がん治療が一区切りしたとみなすことができるのです。


当然ですが、5年生存率は、がんが発見されたステージによって異なります。

早期発見・早期治療ができれば5年生存率は高まるのです。

ステージ1であれば5年生存率は9割を超えますが、ステージが進むにつれ、5年生存率は低くなっていきます。


ただ、がんのステージが同じであったとしても、がんのできた部位によっても5年生存率は異なります。

5年生存率の低いがんとしては、肺がんや膵臓がんが挙げられます。なぜなら、肺がんも膵臓がんも進行のスピードが速く、あっという間に転移してしまうからです。

対して5年生存率の高いがんとしては、前立腺がんや乳がん、大腸がんが挙げられます。

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