ウェルネスコラム「がんの「ステージ」の基本的な考え方」

ウェルネスコラム

がん治療コラム

がんの「ステージ」の基本的な考え方

がんの話題において避けて通れないのが「ステージ」。


がんにおけるステージとは、がんの進行度合いのことです。

がんと言っても、そのがんが体の一部のみにある状態なのか、ある臓器のみならず体全体に散らばっている状態なのかは、その状態はがん患者様によってさまざまです。

そのがんの進行状態をあらわす共通言語として、医師は「ステージ」という言葉を用いるのです。


ステージの後ろには1~4の数字がつきます。その数字が小さいほど、がんは局所的なもので、初期段階です。数字が大きくなっていくほど、がんが体内に散らばっていて、さらにがんが進行している状態を指します。

そのステージの数字と患者様の体調や合併症などを考え合わせ、医師はがんの治療方針を決定するのです。近年では、「診療ガイドライン」が設定され、ステージごとの望ましい治療が共有されていますので、そのガイドラインを参考に治療方針が決定されることも多くあります。


がん治療医が主に採用する治療法にもよりますが、ステージが低い(ステージの後ろについている数字が小さい)場合には、がんのあるところを切除する方法や放射線治療などの局所療法が実施されるケースが多いです。反対に、ステージが高い(ステージの後ろについている数字が大きい)がん患者様に対しては、がんが全身に散らばっているため、抗がん剤を使って全身療法を実施するケースが多いと言えます。また、複数の治療法を組み合わせた治療が提案されることもあります。


がんにおいて最も重要なのは「早期発見・早期治療」と言われますが、可能な限りステージが低い状況(がんが進行していない状況)でがん治療を行うのが大切なのです。

【次のページ】がん治療コラム「補完代替医療とは」

【前のページ】がんの「5年生存率」とは

一覧へもどる

がんの相談センター

ご相談・資料請求はこちら