ウェルネスコラム「注目のプラセンタも原料の品質がカギ」

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医者の罪と罰6 製薬・サプリメント業者の罪と罰 薬の真実
注目のプラセンタも原料の品質がカギ

免疫力を高めてくれる良質のプラセンタ

最近注目されているプラセンタは、ご存じの人も多いと思いますが、胎盤抽出物です。
ヒトの胎盤を使用すると臓器売買にあたるので、これは医療用でしか許可されません。サプリメントの原料には動物の胎盤が利用されています。最も多く使われているのが豚で、次に羊や馬が用いられます。

医者の罪と罰

医者の罪と罰

哺乳動物の胎盤の組成はほとんど同じで、どの動物由来でもプラセンタとしての品質は同じです。よく「サラブレッドの胎盤」などと特別によいもののように宣伝している業者がありますが、あれはまやかしでほかの馬や動物と何ら変わりません。

しかも、「輸入胎盤」と称してさも最高品質であるかのように宣伝していますが、むしろ輸入胎盤にはひどい原料が混じっていることが多いので要注意です。

私がサプリメントの原料として採用しているプラセンタはスノーデンという老舗のメーカーですが、私の目的を知った社長のご好意によって、特に高品質のプラセンタを提供してもらっています。

あるとき、そのスノーデンの役員から聞いた話です。

輸入プラセンタを自社で分析したら、胎盤成分以外の組織が混入していることがわかったというのです。「それは何だったのですか」と聞いたら、「豚の子宮と胎児です」というので驚きました。要するに、海外には子宮を丸ごとをすりつぶしたものをプラセンタと称して輸出するような悪徳業者がいるのです。

国内の業者は、それを知ってか知らずか、「高級な輸入胎盤」と宣伝しているのです。私も最高品質の高濃度プラセンタを開発しましたが、もちろん、トレースできる国産豚胎盤以外は使用していません。

良質のプラセンタサプリメントには、免疫力を維持したり、高めたりする効果が期待できます。

下のグラフは、健康な人たち(健常者群)と、がんの患者さんたち(がん患者群)とに、私の開発したプラセンタサプリメントを3カ月間毎日飲んでいただき(3倍を2本)、その前後で2回、7種類の血中バイオマーカー(免疫の指標)を測定した結果です。

プラセンタサプリメントの効果の図

そのバイオマーカーのひとつ、ネオプテリン値が、がん患者群で著明に変化(免疫力が上昇)しました。健常者群はもともと免疫力が高いことから変化はありませんでした。

プラセンタは古くから万病予防によいとされ、用いられてきましたが、それは経験的に知られていただけで、エビデンスは乏しかったのです。このデータは、有力な科学的判断材料のひとつとして研究者の参考になるだろうと考えています。

最近、このプラセンタサプリメントを愛用している方から、感謝の電話がありました。その方は、室内犬のトイプードルを家族同然に可愛いがっておられるのですが、動物病院のエコー検査で胆管に影があると指摘されたのだといいます。そこで数カ月、自分が飲んでいるプラセンタをトイプードルにも飲ませたら、胆管の影が消えて獣医さんが驚いていたという内容です。

患者さんのペットの話を先にしてしまいましたが、もちろんプラセンタを愛用している人たちも、さまざまな違いを実感しておられます。例えば、私が親しくしている、ある伝説のバーテンダーが食道がんになり、某大学病院で2回内視鏡手術を受けました。2回目の治療は狭窄が治らず、2カ月かかったそうです。

私は、彼に長生きしてほしいので半年分のプラセンタサプリメントをお見舞いに差し上げました。彼は、その後まったく狭窄症状などもなく、元気で過ごしています。

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