ウェルネスコラム「カルシウムと骨密度の嘘」

ウェルネスコラム

書籍連載

カルシウムと骨密度の嘘

骨密度が上がっても骨粗しょう症は改善しない

カルシウムは、骨の重要成分です。ですから、カルシウムを摂取すると骨が丈夫になる(骨密度が上がる)といわれます。しかし、骨の主成分はカルシウムだけではありません。コラーゲンもあるのです。

骨の3分の1はコラーゲンです。

医者の嘘 医者は自分の都合でウソをつく

医者の嘘
医者は自分の都合でウソをつく

鉄筋コンクリートの建物にたとえるとわかりやすいかもしれません。カルシウムはコンクリートの部分でコラーゲンが鉄筋部分ということになります。もしも、コンクリートの中に鉄筋が入っていなかったとしたらどうでしょう? 硬いけれどもろいので、ポキッと折れやすくなります。それと同様に、コラーゲンが不足している骨は、骨折しやすいのです。

骨粗しょう症で、骨密度を上げるために薬を飲むと、骨密度は上昇します。しかし、カルシウムが多いだけで、コラーゲンが不足した骨になります。結果、骨密度が上昇した割には骨折しやすくなることが知られています。

骨粗しょう症の改善には、カルシウムの摂取と同時にコラーゲンの補給も必要です。骨粗しょう症の薬には、ビスホスホネート系と呼ばれるものがありますが、これには、顎骨壊死という恐ろしい副作用があります。前述したように10年以上飲み続けてはいけない薬でもあるのです。

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