ウェルネスコラム「糖尿病治療の嘘」

ウェルネスコラム

書籍連載

【第3章】生活習慣病・老人病の嘘
糖尿病治療の嘘

糖尿病を治療しても合併症は減らせない

糖尿病は、血糖値が高くなる病気です。原因はインスリンの不足です。インスリンはホルモンの一種で血糖を少なくする働きを持っています。インスリンの作用が弱くなったり、インスリンの分泌が少なくなったりすると、血糖値が高くなってしまうのです。

医者の嘘 医者は自分の都合でウソをつく

医者の嘘
医者は自分の都合でウソをつく

糖尿病には、大きく分けてI型糖尿病とⅡ型糖尿病があります。Ⅰ型とは、インスリンが絶対的不足の状態、つまりインスリンの分泌がほとんどなかったり、まったくなくなってしまった状態なので、インスリン注射が必要になります。

Ⅱ型はインスリンの相対的不足です。インスリンの量が減ってしまったり、量は減っていなくても働きが悪くなってしまった状態です。この場合は、インスリンを分泌させる薬や糖の吸収を遅らせる薬、糖を排泄させる薬など様々な薬が開発されています。

糖尿病自体の治療法はあっても、合併症を減らすことは容易ではありません。合併症によって人工透析が必要になるケースは少なくありません。人工透析を受ける患者は、圧倒的に糖尿病患者が多いのが実情です。他にも、眼底出血、脳出血、心筋梗塞、足の壊疽(えそ)になる人も圧倒的に糖尿病患者です。

高血圧を降圧剤でコントロールしても、心血管系の合併症は劇的には減りません。これと同様に血糖降下剤で血糖をコントロールしても合併症は劇的に減らないのです。

それはなぜでしょうか。

両方とも血管の治療を無視しているからだと思います。

高血圧や糖尿病で合併症が発生する原因は、いずれも血管の動脈硬化が原因です。動脈硬化は降圧剤や血糖降下剤で治すことはできません。だから、いくら血圧や血糖をコントロールしても合併症を予防することは不可能なのです。

合併症を減らすには血管の治療が必要

血圧や血糖のコントロールは、血管を治療しているわけではありません。血圧や血糖コントロールをしながら、同時に血管の治療もしなければ、合併症が劇的に減ることはないのです。

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