コラム「抗がん剤の嘘1『抗がん剤には発がん性がある』」

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【第1章】がん治療の嘘
抗がん剤の嘘1『抗がん剤には発がん性がある』

仮にみなさんが、がんと告知されると、通常は「がん拠点病院」と呼ばれる、「がんセンター」の受診を勧められます。東京でいえば「公益財団法人がん研究会 有明病院」や「独立行政法人国立がん研究センター中央病院」などがこれに該当します。
そして、かかったがんが進行がんの場合、担当医は患者様に対してどんな言葉をかけると思いますか?
「完治を目指して、一緒にがんばりましょう」と温かい言葉をかけてくれるでしょうか?それはありません。担当医は、「これから行う治療は、完治でなく延命です」と冷たくいうだけです。

医者の嘘 医者は自分の都合でウソをつく

医者の嘘
医者は自分の都合でウソをつく

いわれた本人はまだ元気ですから、どうして完治しないのか、どうして延命治療を受け入れなくてはいけないのか、と悩みます。

そこで、本を読んだり、インターネットで検索したり、様々な方法で情報収集を行うと、免疫療法が良さそうだと感じます。

そこで、担当医に伝えると「免疫療法は未承認治療だ」「国が認めていない治療だから効くわけがない」「それを受けたいなら、もううちはあなたのことは診ない」「だから他に行ってくれ」といい放たれます。

がん患者が増えているのは抗がん剤の過剰投与が原因

これはどこのがんセンターでも、大学病院でも同じです。
過去10年のがんの死亡者数を見ても、下がるどころか上がっているではありませんか。たとえば、2010年度と11年度のがん死亡者数を比較すると3600人増えています。

国立がん研究センターのホームページに掲載されているがん死亡率のグラフを見ると、わずかに死亡率が下がっているように見えます。これは、がん年齢調整死亡率といって、高齢者が増加した分を調整しているだけで、いわば統計のトリックです。

厚生省のホームページを見れば、毎年がん死亡者は3600人程度増加していることがわかります。がん死亡者が増えているということは、がんの治療に問題があるということではないでしょうか。それは、抗がん剤の過剰投与にあるといっても過言ではありません。

がんの三大治療法は手術、放射線、抗がん剤といわれています。近年、手術は内視鏡手術やロボット手術が普及し、手技的にも進歩が見られます。放射線もピンポイント照射、サイバーナイフ、トモセラピーなど著しい進歩をしています。では、抗がん剤はどうでしょうか。ほとんど進歩していません。60年前に開発されたものがいまだに使われています。進行がんでは、必ず抗がん剤を投与します。進歩の見られないその抗がん剤が逆にがんの死亡者数を増やしているのです。

抗がん剤は免疫細胞も根こそぎ殺してしまう

なぜ抗がん剤で死亡者数が増えているのかを説明しましょう。
日本で主に使用されている抗がん剤は、殺細胞剤といいます。これでがん細胞を殺すわけですが、細胞分裂が盛んな細胞に効果を発揮する抗がん剤です。つまり、がん細胞を狙って殺すわけではなく、増殖が盛んなすべての細胞に作用するのです。その結果、がん細胞だけではなく、良性の細胞も増殖が盛んなものは殺してしまいます。骨髄で作られる免疫細胞も増殖が盛んですから根こそぎ殺してしまうのです。

免疫細胞を殺すことによって、がん患者様は全員、免疫力が低下します。もともと低下している免疫力がさらに低下するのです。がんの治療をするには、免疫力の改善が必要であるのにもかかわらず、抗がん剤でさらに免疫力を低下させるというのは、まさに逆効果だといわざるを得ません。
ですから、抗がん剤は2年以上続けて患者様に内服をさせないことになっています。医者は、その理由を患者様に伝えません。だから知らないだけです。もし、抗がん剤でがんの転移・再発が予防できるなら、一生飲み続ければよいはずですが、それができないのです。

「毒を以(もっ)て毒を制す」という諺(ことわざ)がありますが、抗がん剤はまさにその通りなのです。
第一次世界大戦中に毒ガスとして使用されていたホスゲンという化合物があります。第二次大戦後にホスゲンの毒性を薄めて開発したのがそもそもの抗がん剤です。実際には、1950年代に旧ソ連でホスゲンを基にした5FUという最初の抗がん剤が開発され、それが日本に導入されました。
新しい抗がん剤も開発されています。最近もTS-1という抗がん剤が登場しました。これは飲む抗がん剤です。しかし、これも5FUを基にしたもの(誘導体)です。60年も前に開発された時代遅れの抗がん剤をいまだにファーストチョイスとして、使用しているのが実態です。5FUより副作用を軽減したといいますが、いくら軽減しても所詮は毒ですから、五十歩百歩といったところでしょう。

抗がん剤の治療効果を表す数値として、以前は"奏効率"を利用していました。これは治療後にがんが消滅したり、縮小したりした割合のことです。ところが、いったんがんが消えても、あっという間に転移・再発する例が後を絶たないため、奏効率が高くてもあまり意味がないということになりました。

そこで近年では、"5年生存率"に効果判定を変更したのです。これは、がんと診断されてから5年後に生存している人の割合を意味しますが、5年経過してみなければ、本当に治癒したとはいえないということです。これも抗がん剤の副作用のためにそうなったのです。

日本のがん統計によると、遠隔転移のあるがんの5年生存率は、なんと7%です。
100人中93人が5年以内になくなるという現実を受け止めることができるでしょうか?これこそが標準治療による抗がん剤の限界を示しているのではないでしょうか。

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