ウェルネスコラム「免疫力向上・アルツハイマーの予防効果 」

ウェルネスコラム

書籍連載

【第4章】血管だけでないコラーゲンの医療効果
免疫力向上・アルツハイマーの予防効果

高品質コラーゲンによる免疫力の改善

最後に、コラーゲンによる治療・改善効果が期待される意外な疾患についてご紹介しておきましょう。

がんと診断されたらANK免疫細胞療法

血管が若がえれば
健康寿命はのびる

これらは仮説検証段階ではありますが、わたしは強い可能性を感じています。きちんとしたエビデンスが得られれば、新しい医療を切り開く突破口になるのではないかと期待しているのです。

そのひとつが免疫力の改善です。

免疫とは、人体に悪影響を及ぼす幅広い病原体をやっつけてくれるメカニズムです。

わたしたちの身体に備わっている、この頼もしい仕組みも、加齢によって衰えてしまいます。活性の高い免疫細胞はがん細胞さえもたちまち死滅させることができますが、免疫力が衰えると様々な病気にかかりやすくなってしまうのです。いわゆる「抵抗力が落ちる」というのは、このことです。

しかし高品質コラーゲンには、免疫力を改善させる可能性があります。

免疫機能の中心は骨髄でつくられるリンパ球です。骨髄の栄養源はもちろん骨。その成分はカルシウムとコラーゲンなのですから、この両者を使って骨密度を上昇させることで免疫力も高まると考えられるのです。

また高品質なコラーゲンを毎日摂取していれば、骨密度、免疫力と同時に血管の健康状態も改善の効果が見られますから、免疫物質を効率的に全身に行き渡らせる効果も期待できるはずです。

高品質コラーゲンによる認知症予防の可能性とは?

もうひとつは認知症予防の可能性です。

脳には、数百億個もの神経細胞ニューロンが集まっています。認知症になると、このニューロン同士の伝達が上手くできなくなり、行動や言語などに様々な支障が出るようになってしまいます。

代表的な認知症である「脳血管性認知症」は、脳卒中、脳出血などの血管異常が原因で脳に障害が残るケースです。本コラムの第2、3章で詳述したコラーゲンの血管若返り効果は、このタイプの認知症を予防することができるはずです。

また近年増加している「アルツハイマー型認知症」にも高品質コラーゲンが有効だとわたしは考えています。この病気は脳内にアミロイドベータが沈着することで発生しますが、その原因には諸説あり、まだはっきりとしたメカニズムは分かっていません。現在、よく処方されているアルツハイマー薬は、アセチルコリンの分解を阻害することでニューロン間の神経伝達を保とうとするものです。

コラーゲンは脳内の神経伝達のどこに関わっていると思いますか?

ニューロンとニューロンを結合するグリア細胞というものがあります。このニューロンとグリア細胞をつなぐ接着剤が実はコラーゲンなのです。

わたしはこの接着剤であるコラーゲンの老化が、高齢者の脳内で神経伝達速度が遅れるようになったり、妨げられてしまう一因ではないかと考えています。

つまり高品質コラーゲンを飲むことで、ニューロン同士の接着力を高め、アルツハイマー型の認知症も予防できる可能性があるのです。

このようにコラーゲンには、あらゆる病気への抵抗力を高め、高齢者にとってひじょうに恐ろしい「ボケ」「痴呆」とも呼ばれる認知症をも予防できる可能性が秘められているのです。

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